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《(廃)音信隧道》(仮称) 【7:いよいよ暗いマックスへ突入】

探訪日:2009. 3.29
提出日:2009. 8.18
 
たぶん、これは私だけではないと思いますけど…
初めは「入るのが嫌だかも?」って感じながら入った廃隧道。ところが…「この先が見たい」「反対側の坑口はどーなってんのだろう…」
な~んていつのまにか思い始めてしまって…気づくと、隧道の“キモさ”よりも“魅力”にハマッてしまっていた方も実は多いのではないでしょうか?
しかし…この物件、私は最後までそうは思えませんでした。湿気ムンムンでこの暑さ!臭さ!蝙蝠!虫!機器故障の心配!灯火を失う恐怖…。

現在地は隧道延長の中間地点でしょうか。

目の前には…“天井の凹み”に対応する“土砂の凸”が積もっています。

天井から降ってくる水滴によって、土砂が一部溶けている様にも見えます!
その天井から、ポタンポタン…
というよりは、ポタポタポタポタ…
って、雨が降っています…。

「その雨には触れたくない…」
特にこの隧道ではそう思ってしまいます!
だって…この上には産業廃棄物ですよ!
(真上なのか正確ではないんですけど…)

この雨は、もしかしたら…強酸性かも?
それとも、強アルカリ性かも知れない…。
どちらにせよ、中性ではない気がします。

その雨に触れて一番問題なのが…
実は、カメラなんです!防水ではないし…。
「ちょこっと濡れたら拭けばイイ」というのもそうなんですが…カメラの中にこの得体の知れない水が入ってしまって“故障してしまう事”が一番問題だった訳です!!
まぁ、自己責任で分解・清掃・乾燥なんてのも考えられますけど…何よりまだカメラの保障期間中なのでそれは避けたいの。f^^;

さて、その雨は土砂の左(進行方向で)にも降っているなんていう始末!です。はい。
左の画像は、ちゃんと撮れなかったそれらの“触りたくない雨”を描いてみました。

向かって左側はやや小降りです。
という事は…えっ!?そこ行けってか?

《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックでそれらの絵は消せます。》




ジャジャ~ン!!
その泡盛…あもまりдё※〆¶…
(↑口が廻らない)
雨漏りを越えて振り返りました
ハイ、カメラを抱えながらサッっと。

因みに、トンёコレでは洞内動画はノーカットがモットーだったのですが…
ここを越える時は
「レンズをどうしても収納したい…」という事でカットしてしまいました。

その代わりといってはナンですが…
この空間の迫力を少しでもお伝えしたかったので、上から下へ幾つか撮って合成した画像をデカいのでどうぞ。

さて、右の地図をご覧下さいませ。 (ピンクの線は絶対に真っ直ぐ90度、直立している自信があります!)
YAHOO!地図を代表して使用させていただきましたけど、隧道の記号が延長の半分位でやや“への字”に曲がっているのに気が付きました。
という事は…5ページの終わりで見た右カーブは、地図とピッタリ一致していた事になる訳ですよね!
ですので、現在地は右の地図ではの辺りだと思います。でも…洞内で元の原形が残っている場所は坑口辺りだけなのであくまでも推測です。
ところで…ここで姿勢を低くすると、“唯一であろう出入り口”からの明かりが見える事に気が付きました。
《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックで、明かりを消した(実際は手で灯具を覆っただけ。)画像になります。》
※ライトを消灯しなかったのは…多湿の為にイグニッション電圧が何処かにリークしたり、高温などで万一ここで“HIDランプが再点灯しない”事が怖かったからです。その可能性は極めて低いでしょうけど…素人の私はそれを恐れた。ここで真っ暗なのは本当に嫌だったんですョ。f^^;

なかなかその位置から動かなくてシツコイんですが、もう一つ…。

触りたくない雨”に打たれている土砂の左に“光を反射する土”を発見!!
ハイ、次はそのをズームイン!!

としたいとこですが…今このレポを作成しながらそれに気づいたものでして、大変申し訳ないのですがズーム画像はありません。

ハイ、大変お待たせしました!
そのまま後ろを振り返って進行方向を向いたら…下へと続く嫌な穴が待っています
あっ!この2の画像で1セットです。
(パノラマ合成が上手く出来ないので。)

しかし、本当に嫌ですねぇ…。
下に下りる闇の穴って…。
この場で悩みましたよ。下りるのかどうか。
最悪なのは…下りたら上がって来れないっていうパターンですよね!!
一人だと助けも居ない訳でして…^^;冷汗

《下側の画像にマウスカーソルを重ねるかクリックすると、先をライトで照らします。》



うわぁ…見えたよ!?嫌だなぁ…。

でも、下りれなくもない傾斜だし…
もちろん上って来れる傾斜に見える…。
(地層の模様はほぼ水平の様でした。)
という事は…お、おりてみますかぁ。^^;

あっ!もちろん無理はしないで!
私は素人なんだから…。それに1人…。
一歩踏み出そうとする瞬間、何回も頭からそうやってブレーキがかけられる…。

目の前の地層が美しい…。
あれ?ヒビが入ってんのか?
お土産に持って帰れるかも♪
そうやって手を伸ばした瞬間…

Σあ゛ぁっ(ハイ、ここでCMになる…。)

ザザァーーー!!(土砂と共に滑り落ちる)
Σあ゛ぁ゛ーーー助けてーーー!!!
おぉ!キャー!いいぞぉ~!行け行け~!
カッコイイ~地底に真っ逆さまだぁ~!

ハイ!そこ、静かに!(←授業中かよ。)
まだ落ちていませんってば!

つーか、そんな危ない事する余裕は無く、
慎重にグリップを確かめて前進します。

以前のレポート『野々塚隧道(仮称)』を思い出しちゃいましたけど…今回は本当に下に向かった穴で水没しています!

ハイ、下りながら撮った2つの画像をくっ付けました。

左上と右下の余白は上手くいかず。

足元の土、フカフカでちゃんとグリップも得られるけど…
水面手前で、そのまま下までズボッズボ!?っていうのは冗談でも止してくれよ…。

いよいよ問題の水面が近づいてきたけど…
ハイ、これもパノラマ合成失敗です。
上下2つで1つの画像になります。

水面に近づくと…
両壁には“蜆(しじみ)を卵でとじた”様な色具合の壁になっています。
つまり…場合によっては、ここまで水位が上昇する事があるんでしょうか?
もし…その水位だったら下りなかったけど。

すると、当然あの向こうが気になる訳で…
でも…水面の深さはどれ位なのかな…?
それに水際でズボッ!?ブガクブク…
それだけは、マジ勘弁だよ…。
ハイ、慎重に…慎重に…。

じゃじゃ~ん!
まだ空間が在った!?けど…
天井の黒い塊は蝙蝠さんですね。
ゲジゲジ真っ黒だったら…あぁ恐ろしいや。
《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックで、光軸を前方に照射します。》

おっと!そこから一歩出る前に…
足元の深さを確認しなきゃ。^^;

幸いに、水深は膝位でしょうか…。
ただ…水に浮いている黒い無数の点と泡が嫌だなぁ…。(まだ足を入れてない。)
進行方向右側は股下あたりで済みそうですですけど…左側はかなり深い気がします!たぶん、左側の底に本来の洞床でしょうね。

あぁ…やっぱり。

この2つの画像もパノラマ合成失敗で2つで1つです。

この部屋の蝙蝠さん達は先ほどよりも小さいですね。

《下側の画像にマウスカーソルを重ねるかクリックで光軸を前方に照射します。》

ちょっとズームして見ます…。
《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックで、光軸を前方に照射します。》

税金の無駄使いじゃないけど、サーバー容量の無駄使いって怒られちゃいそうですけど…もっとズームイン。
ハイ、やっぱり完全に閉塞しているみたいですね。

《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックで、更にズームアップします。》

もしかしたら…
右上辺りをおもいっきり突けば外へ出られるかも知れない…(まさか!)

そんな事も考えたんですけど…
外からの光が一切ありませんでした。
(画像は無いけど)

本当は、その閉塞している土砂まで到達すれば“オブローダー検定に合格”出来るかも知れませんけど…。
スミマセン…私はこれ以上は進めません!

一歩先に、この様な黒い粒々は仕方ないとしても…その周りの黴みたいなのがフワフワしているのが凄くハードル高くて…。
ず~と洞内は異臭が凄くて息苦しいのに、黴を踏み散らしながら蝙蝠も撒き散らしてこれ以上進むのはちょっと…。
マスクしてないし、黴を吸い込みたくないし。

何よりも、思わぬ侵入者に怯えている様にも見える蝙蝠さん達をこれ以上刺激するのもどうか…。閉塞地点は見えた事だし!

そして一番問題なのがライトのバッテリー残量がそろそろ0に近いっていう事…。
ハイ、ここでもう限界でした。f^^;

さて…お帰りの方向に向いてから、再び水に浸かってます。

Σあっ!気が付けば…肩からかけたバックもちゃっかり浸水してました!この水に。
あのバックの色落ちはこれが原因だったんでしょうか?

さて、後ろを向いて一番問題なのは…
これを上がれるか?
なんですけど…幸いにも畑の中を上っている感じでした。ズボズボ!?や滑る事はなくて本当に良かった…です。(ふぅ~。)

この3つの画像もパノラマ合成が上手く上手くいかず、そのまま上から並んでいます。

上りながら…あの“触りたくない雨”が降る天井を見上げました。

この後、動画を撮るのかぁ…
気が重いなぁ…って考えながら。^^;

因みにこの後、洞内の画像が一枚も無いのは…バッテリーの残量に焦って出口へと向かったからなんです。
ところが…出口のあの水没に入った瞬間に突然に真っ暗!?になりました!!
もし、最奥部だったら…それは考えるだけでも恐ろしい…で・す。


さて、あの後はもう一台のHIDライトと交換して動画を撮りました。(一往復だけだけど。)もう一台もバッテリー残量がやっぱりギリギリ…。

閉塞地点も見たし!動画も撮ったし!
あぁ~やり遂げた~♪
ってウキウキ気分で坑口を飛び出して間も無く悲劇が襲う…!?

事故発生!!あっ!えーと15:41、事故発生。

購入してから初めて今回使用した『ウェダーチェスト』。
使用開始からたった3時間ちょっとで穴を開けてしまいました!!
緊張から開放されて油断してしまったのか…足が短いのだろうか…
穴が開いてしまった原因はこれを越えようと跨いだ瞬間でした。(涙)
その場で暫らく放心状態に陥ってしまいました…。

その時、不思議な事にこのレポートを思い出してしまいました。
そうしたら、不思議にスゥ~って立ち直れました。(間接的な慰め?)
16:03、仇(かたき)はとったどー!我が『ウェダーチェスト』に。

事故発生から約20分…。
岩で叩いても岩が割れてしまう程、メチャクチャ硬いあの倒木をペンチやスパナなんかを使ってやっと折りました。(殆ど意地で。)
そして、最後はアッチへ放り投げる~☆
(本当はその2本の倒木も片付けたいけど重くて動きません…。)
何でこんなにムキーになってんだ?
ハイ、次の犠牲者を出さない為に…。

あっ!そもそもここは…
『ウェダーチェスト』の本来の用途と違う場所でしたっけ!?
私が悪ぅ~ございました。

因みに、その『ウェダーチェスト』は4月13日には修理が完了して、今度は本来の用途で川に入る事が出来ました。
(といっても、地図やカメラなんかを持ちながら…。^^;)

まだ陽が沈むと薄ら寒い時期…
一人山の中で汗だくになっているバカ野郎を見てあの隧道さんは呆れている…。
「もう、いい加減によしなさい。」って。

その隧道の北側には、最初に見た様にこんな感じで道の面影が残っていますけど…
その先は…
ズームで見ても何故か不思議に激藪!!
何なんだ!?このギャップは?





上の小さい画像は足元で見た『ゼンマイ』。
これを見て春だな…って感じながら、またあの斜面を上る事になる訳です。
10Kg近い荷物を背負って急斜面を上がるのは結構堪えました。もう若くないのかも。
 
今回はこの冬に発見した閉塞隧道の中でも“特に驚いた物件”のウチの1つでした。(あの白石隧道と共に。)←2009.08.19文章が変なので修正。
さて、次のページでは穴はもう出てきませんけど…2ページの“やり残し”を追いかけてみます。(興味ある方はどうぞ。)
 
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