《勝浦市部原の廃隧道》 【3:午後は○○おもいッきり廃道】

探訪日:2009. 2. 7
提出開始日:2010. 3.19
この頁完成日:2010. 3.22
 
先ほどの“第一隧道”までの道のりには轍も見られない事から、何となく覚悟はしていたんですけど隧道はあの通り…。
ネット地図ではこの先にも隧道が2本在ります! うにゅ!?地図によっては1本だけしか描かれていないけど…(今持っている古地図帳も同じ。)
さぁーて、どの地図が真実なのか…? この後、その答えが明らかになります。 といっても…無事に隧道にたどり着けたらの話です…。^^;

先ほど抜けた隧道を“第一隧道”と勝手に名付けまして…現在地は右の地図で青いマークの辺りです。ついでに現在時刻は12:34です。
この探索始め(南側で迷うf^^;)が午前8:57で、1ページ一番初めの画像は10:42撮影なので、ここまでやたら時間が経っていたりもします。

後ろを振り返ると…
“第一隧道南口”。

ハイ、もう一度進行方向へ戻りまして…
この先はグルぅーンと右へカーブしながら荒れ気味な道を進みます。
(この先は次の隧道まで驚きが無い限り、画像は節約サイズです。)
まだまだ右カーブ…。(地図にはこんな右カーブ無かったじゃん!)
あや?あの先はモジャモジャが道を塞ぎつつあるけど…
先ほど“第一隧道”を出て、そのモジャモジャの中へ突入する頃には
進行方向が約120度右へ変った事になります。

さて、この日陰の先はいくらなんでも左へとカーブする筈ですが…
何あれ?この先はちょっと嫌~な予感がします。^^;
そのモジャモジャの中で後ろを振り返ると…
の先に久しぶりに人工物を発見しました!
隧道内はもちろん、その手前辺りからここまで空き缶等のゴミや最近の人工物は一切無かったと思います。
で、その人工物とはい杭。(多少変色しているけど元々は?)
確かに“界”って文字が確認出来ますので『界杭』なんでしょうけど…
あれ? “行政界”は隧道の北ですし、一体何の界なんでしょう?
もしかしたら…この杭は上の山から落ちてきたつーのも考えられます。
本来の場所からこの杭は引越しをしてしまったのだろうか?
どう思います? サカイさん。

まぁ…折角だから立てておきますか。^^/

おっと!杭なんかで寄り道している場合じゃなかったですネ。
さて、モジャモジャの日陰から先は…
ちょっと問題発生みたいです!?
上の画像中央左にニョキ^^/って立っている木に近づきました。(画像やや左手前の木)

本来の路面が何処だったのか判りません!
たぶん軟らかい部分だけが流されてしまい、
硬い岩盤だけ残ったものと思われます。
その木の先から下を見下ろすと…(45度下向きって感じで)
モジャモジャでイマイチ深さが判らないんですけど、落ちたらタダじゃ済まない気がします…w

さて、進行方向ははは…^^;
この先も凄ーく楽しそう… <丶´Д`>
第一隧道を出てから幾らも進んでいないですが…先ほどの崩落現場の先はカクッって左へ曲がったと思います。
となると…現在地は右の地図で青いマークの辺りでしょうか。当時はGPSを持ってなくて正確な位置が判りません。(先月から導入しました!)

左カーブの先は地図とこの道がちゃんと一致している様です。
モジャモジャで面白くないので、次の隧道が出てくるまで…
画像は節約サイズで黙ってチャッチャと進む事にします。
 
^^;
上の画像右上の木の先のの手前のショットですの。ののの…。の。
後ろを振り返ると…こーなんでざますの。

プチ土砂崩れ…よっこいせ。^^;
後ろを振り返ると…フフッ、大した事なかったですね。

で、再び進行方向を見ると…
この先は右へカクッってカーブしている…?

Σ(・∀・;)あれ!!
右へカーブって!?先ほどの地図だと…
ハイ、そーなんです!先ほどの地図だとそろそろ“第二隧道”が出現してもイイ頃なんですよね…。
で、現在地はというと…右の地図で青いマークの辺りになる筈なんですよ。 へ?「おーいアンタ、位置間違えてないかい?」ですって?
ねっ!やっぱりそーお思いになりますよネ! これがハッキリしなくてこのレポート作成しながら…位置マーク付けるのに悩んでましたョ。f^^;
そんな中、再探訪のチャンスがあり(2010年3月20日)…その時のGPS情報と照合しても、現在地はやっぱり間違っていなかった様でした。
まぁ…地図に多少間違いがあってもイイぢゃないですか。^^/ という事は、この先に第二隧道が現れるというのでしょうか…?
※もし、右の地図が更新されて隧道の記号が消えてしまったらこちらをご参考に。⇒【更新前の画像】([+]の所が第一隧道でその下が第二)

さて、その右へカクッってカーブの先は…

(;・∀・)ありっ?
ただの切割(切通し?)だけじゃん…。
その切割を抜けて振り返って見ました。

ネット地図ではこれが第二隧道という事になってしまった様です…。

切割の先はジャングルを進む事になります。

という事で…
地図上の第二隧道は存在しませんでした!

一方、古い地図帳だと隧道は1つだった…
という事は…第一隧道だけが実在ですか?
地図上の第三隧道も誤植なのだろうか?
果たして誤植か…? 存在するのか…?

そうやって不安な“?”を沢山抱えながら…
モジャモジャな廃道を進みます。^^/

右に法面…左は谷…
っていう廃道が緩やかな左カーブを描いています。
といっても、モジャモジャで全く判らないですけどネ。^^;
緩やかな左カーブの先は、緩やかに右カーブし始めます…

あーあぁ…あそこにまた倒木。
その倒木を越えても、直立して歩けません…^^;

ところで…この辺りって足元のハゲてないですか?
先ほど第一隧道を抜けてからここまでの間は、
"ここ数年間はこの道を人が全く歩いていない"様子でしたけど…
どー見てもこれは"人が通っている形跡"ですよね!

変だなぁ…第一隧道からここまで分岐とか合流する道らしいの無かったと思いますけど、一体どこからこの跡が現れたんだか…。
現在地は右の地図で青いマークの辺りです。 右上から落ちてきた土砂が道を覆い、左の路肩は落ちて無くなっています!
参ったなぁ…とりあえず地図の線形通りにやや右のモジャモジョの中へ突っ込んでみますか。^^;

するとこんな感じ…w 本来の道は右画像の先へ続いている筈なんですけど…
とりあえず、その左側を迂回出来そうなので下りてみました。(左画像)←実は右画像の斜め左下になります。

進みながら谷(進行方向左下)を見下ろしました。(左画像) 谷といってもこんな感じで緩やかなので、それほど怖くなく迂回出来る訳ですね。
本来の道は、進行方向右上で左カーブしているのが見える筈なんですけど…サッパリ判りません!(右画像)
《画像は横に2つ並べる為に小さくなっておりますが…の中の画像はクリックすると、もう少し大きいサイズが出ます。》


詳しい地図で見る ←動く現在地はこちら
急ぎ足で荒れた区間を越えてしまい解り難くなってしまいましたので、ここで現在地を確認してみましょう。
現在地は右の地図での中心辺りで、ピンクの線は先ほど迂回した軌道を描きました。画像は右の地図で北(上)向きに見た事になります。
正面には地図の通りに右カーブしている道が《こんな感じに》在る筈なんですが…沢山の倒木に隠れてしまっております!
しかもその倒木のほとんどが腐り始めていて、ヘニャヘニャでボロボロ崩れて気持悪い。だから跨ぐのも潜るのも凄く嫌だから迂回しました。
画像右下には緩やかな谷が広がっていて、そこを迂回した訳です。 今、ちょうど右手前に立っている木の所から道へ上がったばかりですヨ。

上の地図付き画像の右を見ると、先ほど迂回した谷になります。

この辺り一帯は倒木が沢山 荒れ放題~なのでありまーす!
そういえば…これら倒木は“杉”の木なんですよね。
杉って根が浅いから倒れ易いってどっかで聞いた事があります…
右下に倒れている“根っこ付きの木”なんてまさしくそれですよ根

さて、進行方向を向きますと…
再び倒木 と モジャモジャが楽しめます。^^;
それを潜り抜けて後ろを振り返りました。
あーもぉーさっきからこんな繰り返しで…疲れたし腰が痛いやw

さて、もう一度進行方向。
辺りが暗いので何となく時計を見ると、まだ13:33。
この時期は15時を過ぎると、山の中は結構暗くなり心細くなります…
この廃道を歩いてまだ半分位ですね…ちょっと急がねば。^^;
後ろを振り返ると、先ほどの“倒木のカーブと谷”の辺りは明るい…
今居る辺りは日陰が増してくる…
闇が少しずつ近づいているみたい…

という事は…
再び進行方向を向くと…

ありぁ───あんだっぺ?
あそこにが見えるっぺよ!
 
そろそろヘトヘトになってきたので引き返したいけど…引き返すきっかけが無いのでズルズル進んでここまで来ました。
でも、そーやってフラフラしながら歩いていて急に疲れもスッ飛んでしまいました! ハイ、その訳はご想像通りです。f^^;
 
 このサイトのトップページへ戻る 前ページ次ページ