《(市原市平蔵の)素掘隧道兄弟》 【3:心はもうお腹一杯】

探訪日:2009. 1. 3
提出日:2009. 7. 8
 
さて、お腹は一杯に満たされました…。
すると、今度は「この先が見たい!」っていう好奇心をどう満たすのか?が問題になってくる訳でして…。f^^;

激藪を簡単に迂回する事が出来る“手入れされた様な綺麗な森”は数メートル進んだらもう終わり。(一番上、2ページ最後の画像。)
でも…先ほどからもう見えてますよね?あの柱。(左側の画像) 近づいて見下ろすと…やっぱり電柱。(右側の画像)

という訳で…
その下の“道らしき藪”へ下りてみました。
右側に傾きかけているその電柱が在ります。

また、下り立ってみると…
意外にも藪はそれほど凄くはない…!?
先ほどの激藪は一歩も進めなかったのに、これなら楽勝~!って感じです。

この先は山が迫っている様子ですけど…
この先は急な上り坂なのか…?
それとも、穴で抜けているのだろうか…?

もし穴だったら…
何度も通った事がある現道からその出口を見たことがあってもおかしくないのに…
今まで全く気が付かなかったというのはどういう事なんでしょうか???
そのまま後ろを振り返ると…
後ろには先ほどギブアウトした激藪です。
不思議に激藪区間は数mだけでした!
何でここだけ激藪になっているんだろう…?
(この右側の法面が崩落したんでしょうか?)

さて、先へすすもう!としたその時…
足元に『蛍光灯(直菅形20W)』を発見!
何でここに落ちているの?

ちょっと時間がかかりましたけど…先ほどの電柱の前に居ます。
右の画像は、先ほどの“森”から現在地を見下ろすアングルです。つまり、左の画像はの向きにその位置で電柱を撮った訳です。

あれれれ…。やっぱりこうなりますか…!?
えっ?さっきからバレてました?
ハイ、実は私も先ほどの電柱の辺りで気配は感じていましたヨ。
だから、この時既に心臓 バ ク バ ク!

毎回、この瞬間はどう表わして良いのか…
「続きはお知らせの後…」
「うぅっ!もったいぶるなYO!(怒マーク)」
っていう感じで、とにかく撮影も面倒になり…
“早くこの先が見たい瞬間”ですよネ。

といいつつも…
実際は、楽しみを目前に“ワザとそちらを見ない”でジワリジワリ近づいていたり…。
う~ん…湿気た煎餅みたいな奴です。f^^;
藪が突然終わり…

あっ!?

あ゛ぁ゛~!
えっ!?何~!!目の前にまた穴ぼこ!?
という事は…キター!
(↑昔あった目薬のcmみたいに…)

素掘隧道が二連発!

薄々、匂い(?)と予感はしていたんですけど…
この瞬間、驚いてそこに座り込んでしまいました!
これが…まさに“腰が抜けた”状態なのでしょうか。

今度は先ほどとは違う ド キ ド キ  感。

………

今度はオウチに帰りたくなってきちゃった…。
真っ暗で向う(反対側)が見えないトンネルって、
凄んごく嫌~なんだなぁ…。


詳しい地図で見る ←動く現在地はこちら
坑口に近づいてみる………。おっと!ウッカリ忘れそうになりましたが、中を覗く前にちょっと現在地を確認しましょう。
右の地図で…(クニャクニャ曲がった)の先端が現在地です。つまり…激藪を森の方へ迂回して、電柱を見下ろして、下りて、進んだ訳です。

坑口には『蛍光灯(直菅形40W)』が数本並んでます…。端が黒いので廃蛍光灯。
これは一体何を意味しているのだろうか?
さて…隧道の中は………???

あ…れ…?向こうの光が見えない…。
うひゃ…弱ったなぁ…。向こうが見えないや。
奥は曲がっているのだろうか?
そんなに長い隧道じゃなさそうだけど…。
風が抜けてない………。し~ん………。
「お~いぃ…」………し~ん…(エコーも無し)

真っ暗で何だかおっかねーなぁ~
これが『閉塞隧道』ってやつかぁ…。
(この時、人生で二度目の閉塞隧道に遭遇)


※因みに、画像が荒いのは…
当日一緒に撮影していた動画をキャプチャーしたものです。
実は、ここの静止画を撮り忘れました。(T_T)




















中を覗くのがちょっと怖い…。



















と思いながら………照明点灯!

何だこりゃ~!?

天井からの照明だけでは満足しなかったのだろうか…縦にぶら下る照明。
そして、それらを支持する柱が在る。
もちろん、コンセント付きですよ!

先ほどの坑口を塞ぐ(かつては塞いでいた)ビニールハウスの一部みたいな工作物…。
つまり…ここもよくあるパターンの一つで、
この隧道は廃止後に“第二の人生”を送っていたものと思われます。
一体、何を栽培していたんでしょうか…?
上の画像で左側の壁に設置してある箱。

扉が開いていた箱の中身は…
一番左は、大元のブレーカー。
その右上には、タイマー(?)が二つ。
その下には、負荷別にブレーカー。

その右のはABS樹脂製だと思われる防雨形の箱。何が入っているんだろう…?
(当時はあまり興味が無く開けてません…。)
洞内両側の壁にはキラキラ光るステンレスぽいシート。
(アルミかも?)

うん?先は急な上り坂なんだろうか?
もし、そうだとしたら凄い隧道じゃん!?
天井の白いのは黴…なんだろうか?
黴…カビ…カビ…(思わず息を止める。)
閉塞しているのなら風が抜けないから黴が生えてもおかしくはない…。嫌だなぁ…。
う~ん…キノコの栽培していたのでしょうか?

どっちにしろ…帰ったらウガイ、手洗いしなきゃ。………帰ってからでは遅いかも。
自動車に乗る前までには…ですね。^^;

ウガイするには…あれれ?
ペットボトルの水、まだ残っているハズ…
ウゲッ!?全部飲んだのか!?ウソ!?
ところで…今更なんですけど、この隧道が水没していなくて良かった!?だって左側には切れた電線が落ちているんですから!
水没をジャブジャブ進んでいたらそれに気付かずウッカリ触ってしまう可能性が大ですし。
まぁ…その前に漏電ブレーカーが落ちていると思いますけど、精神的によろしくないです。

もっとも、水没して向こうが見えない隧道っていうのは本当に入る嫌だけど…。f^^;

★この時点では…この数ヶ月後にそういう物件に単独で入るなんて想像もついてません。
あ…あぁ…
やっぱりか…(XoX)
人生そんなに甘くはないんすねぇ…。
“落盤で閉塞”というよりは…
“向こうから土砂を充填して塞いだ”
が正しいと思います。


因みに、右下に写っている不思議な光は…
残念ながら『UMA(未確認生物)』ではなさそうで、普通の虫だったと思います。
えっ!?真冬に虫が飛んでいるの?
ハイ、ここはそれほど寒くはなかったですよ。
ケロちゃん(蛙)だってピョンピョンしてたし。そうか!…だから隧道で栽培するのか!
うむむ…
バッチリ閉塞ね!

左上の光は…ライトの光が石に反射しているだけですよ。
向こうからの光は一切ありません!
悔しいなぁ…。
後ろを振り返って見ました。
(水平に撮れてなくてゴメンナシャイ。)
なるほど…この蛍光灯はこの隧道が現役の頃に点いていた照明の物ではなく、転用後に点いていた物が切れた訳ですね。

という事は…道路隧道の役目を終えてから転用されて、この設備が出来て、最低でもこの5本の蛍光灯の端が真っ黒になるまで使用されていた事ですよね。
蛍光灯の定格寿命はこの『40W直菅形』で12000時間位だったかと思います。
仮に…
一日24時間ずーっと点灯していたとしても…
500日は使える計算になりますよね。
一年ちょっとですか…。
でも…実際はメーカーが定めた寿命(光量が何%低下や全体の何割が切れた)を超え、完璧に点かなくなるまで使用していた様子に見えました。(端があんなに真っ黒。)
ですので…もっと長く見積もれるでしょうか。
ついこんな事を考えてしまいましたけど何年間使用されたのかはやっぱり不明…。
ハイ、無駄でした。f^^; チャンチャン!

外に出てから振り返って見ました。

そういえば…
この隧道さんって、このレポート1ページのあの隧道さんと兄弟だと思います。
たぶん…こっちが次男でしょうか。
隧道が竣工する順番は…下から上って来てこの先の山へ道を切り開いたと思います。
(どなたかご存知ありませんでしょうか?)

因みに、よくお世話になっております
隧道データベース』で検索してみたけど…
見つけられませんでした。(T_T)


まぁ…結局、動画を作成しながら…勝手にこっちを次男という事にしてしまいました。
でも、このレポートのタイトル…何でなんだ?
ハイ、理由は後ほど…。^^/

という訳で…
次男はグレて閉塞してました。

また、激藪の方へ来た道を帰ります。


※因みに、画像が荒いのは…
当日一緒に撮影していた動画をキャプチャーしたものです。これも撮り忘れました。
度々ゴメンナサイ…。m(_ _)m

例の『廃軽トラック』の脇から長男を眺める…

先ほどより日差しの向きが変わってますね。

さて…現道に出ました。
朝はここに自動車を止めていました。

えっ!?何ですって…?
「あんたのテ●オスキッド盗まれたのかい?」
ですって?
そういえば…無くなっている様な…。
(うんなわけねーっつーの!ボカッ!★)
あ、痛っいぃ!
あぁ…陽が眩しい…。

そうです…旧道です!
つい先ほどまでこの奥に入っていましたネ!


導いてくれてありがとう!
といっても、この気持何に向けて良いのか…
この方角に一礼してしまいました。
この日は午前中から感謝の日になりました。
 
この日、思わぬ発見に大満足の午前中…。この後、午後は『市原市平蔵の廃隧道』探索でこの日は幸運続きでした。
さて、まだやり残した事が幾つか…という訳で次のページに続きます。
おっと…自動車に乗る前にウガイ・手洗いしなきゃ…。(ついでに顔洗え、歯磨けよ!息は臭くないか?大丈夫か?)
 
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