×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

《君津市怒田の誤植隧道?》 【2:怪しい穴は調べまショ】

探訪日:2009. 1. 8
提出日:2009. 3. 9
 
ネット地図上で不思議な場所に見た大きなトンネルを連想させる記号…。しかし、その記号の場所と思える現場には実物を発見出来ませんでした!
まだ道は山の奥へと続いています。地図の誤植…それも『位置の誤植』の可能性が考えられますのでその道を進んでみましょう。

これから先は『左手に田んぼで道は右側』に景色も変わりました。
この辺りは航空写真だと影になって判り難いので、地図モードに戻しました。右の地図上では[+]の所に居ると思います。
道の右には水路が流れています。その水路は先ほど道の左に見えた川廻し(1ページ目)からここへと続いています。
水路の右には水が染み出ている岩の法面があり、染み出た水は水路へと注いでいます。真夏でも枯れないかも知れません?

左の廃田んぼ(たぶん)の藪から水道管らしきパイプが空中を延びてきています。
上の画像にその先端がちょっとだけ写っています。何で水路の真上辺りで切れてるの?

おっ!廃田んぼ!?
Obsolete Rice Field…ORF?
オブライスフィールド!?何か変ですか。
じゃあ…
Obsolete Rice Field Japan…ORFJ
『日本の廃田』なんてのはどうです?

左の田んぼは雑草伸び放題!荒れ放題!
しかし、道はダートなのに良い状態です。

右の地図上では[+]の所まで進んだと思います。
右カーブの手前では「おっ!そろそろ穴ぼこ出現か!?」と一瞬期待しちゃいましたけど…近づいてみると目の前には『なんちゃって片洞門』。
片洞門というよりは…片堀割でしょうか?ちょっと無理がありましたけど…ハイ、法面ですね。それも隧道を半分に割ったみたいな。
その奥には坑口が在ってもイイのに…トンネルはトンネルでもその奥は『緑のトンネルのトンネル)』が続いています。
因みにここは地図上だと『丸木の一本橋』の様な描き方をされているけど、現地にはそんなスリリングな橋は在りませんよ。
この片掘割の先も軽トラックや耕運機が通れる道幅なのに丸木の一本橋は流石に矛盾していますネ!片掘割の手前には小さな橋があります。

その小さな橋の上に立って、今まで歩いて来た道を振り返って見ました。
この下に先ほどの水路が通っています。

トンネルかと思ったその暗がりです。

その緑のトンネルを抜けました。
この先もまだ道は続いているけど、見渡す限り坑口の気配は無いですね。

もう既に地図で見たあの記号の位置とはほど遠いとは解っていますけど…道の左が気になります。おっ!道の左下に穴!?…と思ったら川廻しの穴でした。また地図のと現場では線形が微妙に異なっていますので航空写真モードになりまして、現在地はそれの[+]の辺りです。

その川廻しのトンネルの坑口から少し進んで右の航空写真では[+]の辺りです。左手には、先ほどから見えていた建物に近づきます。
農機具や資材等が入れてありました。倉庫…というよりは『カーポート』みたいに屋根だけで壁が無い建物ですね。ファームポートてのはどう?

そのファームポートを過ぎようとした時…
その建物の背後に穴っぽい影を発見!

おぉ!?坑口みたいな…
それも塞がりかけの坑口みたいな…
心臓が飛び出しそうな位…もうドキドキ

大した土被りじゃない山の斜面に穴が開いている感じです!
穴が横長で、その下には苔が生えて緑色になった板で塞いである様に見えます…コンクリート板か木板なんかで塞いであるのだろうか?

いつも私は隧道等の坑口の影を発見しても、直ぐには近寄らないでジワリジワリ…と楽しみを胸一杯でその影に近づくんですが…
この時はその穴が何なのかを確認したくて「カメラを構えるのは後でいいや」と一瞬思ってしまう程、胸のドキドキはレッドゾーンでした。

・・・・・・あれれ?あ?え?あらら?

あんなに興奮して近づいてみると…
ただの岩の割目か地層のズレというか…

要するに…
穴は開いていませんでした!

かなりガッカリしましたけど、その先にも道は続いていますのでとりあえず進んでみます。

もう地図で見たあの記号は誤植なので『未成トンネル』は無いという事は何となく感じていましたけど…もしかしたら全然関係ない場所に素掘隧道なんて無いだろうか…?
そんな可能性の薄い期待を忘れないでこの道を前進しています。

すると…今度はこの左のモジャモジャの中に怪しい影を発見!今度こそ…

現在地は右の航空写真で[+]の辺りです。もう地図モードでは道が消えてしまう場所まで来ました。
歩きながらチラ見して、一旦は通り過ぎたんですが…やっぱり左のモジャモジャの中が気になって戻って来ました。

ハイ、
正面の奥に黒い影が見えますでしょ?

その影に近づくと…
あれま!?穴っこ開いてる!
穴の大きさは縦横共に1m未満でしょうか。
本当はもうちょっとデカイ穴だったけど崩落で塞がりかけているのだろうか?
未成隧道?廃隧道なのだろうか!?

※画像は明るく補正して撮影しました。

ハイ、その穴の中です…
穴に入って1m位で、その穴は急に縦長に狭くなっています。顔だけは入りそうだけど…

縦長の穴を上と下とそれぞれ撮影して、それをパノラマみたいに合成しようと思ったんですけど…カメラのアングルが悪くて上手く合成出来なかったのでそのまま載せました。
縦に撮影すれば良かったんですけど…

しかし…何の穴でしょう???

川廻しの穴にしては自然のままの形ですし…
洞窟にしては坑口が人工的に見えるし…
自然が造りだした地球内部への割目?

奥から湿気を含む冷たい風が出てきて、カメラのレンズが曇ってしまいました。

頑張れば入れそうだと思いましたが…
『人が通った隧道』や『未成隧道』の可能性が低いと思います。
ですのであまり興味は無いので止めました。

あ~あぁ~隧道や未成トンネルは、やっぱりこの道には無いんでしょうねぇ…。段々テンションが下がってきました。そろそろ終点でしょうか…?
印刷した地図や航空写真が無くても、家で見たその終点の地形の記憶とこの先の景色は一致しています。現在地は[+]の辺りです。

その時、進行方向左側の法面に穴を発見!

いや、待てよ…もう騙されないぞ!
この穴もφ1m(直径1m)未満に見えるし、こんな変な方向に隧道なんて掘る訳が無い。

と思ったんですけど、やっぱり穴が在ると覗きたくなってしまいます…。パノラマ画像にしようとしたんですけど上手く合成出来ませんでした。

右側がやや暗くなってしまいましたので、カメラのストロボで撮影した画像もどうぞ。
全体にオレンジっぽく写ってしまいましたけど内部はそんな色だったかも知れません。

残念ながら…奥へと続いていない様です。
勿論、下へと坑道が在る訳でもありません。
農繁期に農機具や道具、肥料等をちょっと入れる倉庫みたいな穴でしょうか?
それとも、戦時中の『農作業中に隠れる防空壕』だったとも考えられます。

航空写真を見る限りでは…
今まで歩いてきた道はここで行止まりです。
(地図モードだと既に道の線は消滅です。)

これから先は道が消えてしまいました!

さて、これからどうしようか…
1分位ボケ~と立ち尽くしていたら、上の画像で斜め左前方へ進める様な道らしき址を見つけました。

現在地は右の航空写真で[+]の辺りだと思います。
そういえば、ウォッちず(国土地理院)の地形図ではこの方向へこれから先も点線の道が続いていた様な…(現地で思い出しても見れないの!)

その地形図で点線になっている道はこの藪の中に在るのだろうか…?
YAHOO!地図やGoogleマップで見る事が出来る航空写真では、この藪の先には道が続いている様には見えません。

うん?ちょっと待って下さいな。
その点線の道を探しているのではなくて、地図にあんなにデッカく描かれていた坑口の真相を探しに来たんでしたっけ。

さぁ~て、進もうか…諦めて引き返そうか…
 
ネット地図上であのデカイ ===)   (=== の記号が描いてある現場に来てみたものの、それらしき坑口は見当たらず…
その道を行ける所まで進みましたけど…結局、穴は穴でも『川廻し』や『防空壕址の穴』か『倉庫の穴』しか見つけられませんでした。
やっぱり地図の誤植で『坑口が無いのに描いてある』というパターンだったのでしょうか?実際にこういうケースに何回か騙されています!
しかし、この奥へと道が続いていた形跡もあるので藪の中を進んでみましょうか…?もしかしたら、地図に載っていない素掘隧道がこの奥に…。
それとも…誤植でもなければ、もともと廃隧道や未成トンネルが在る可能性も低い地形と道なのでこれで諦めて帰りましょうか…。さてどうする?
 
 このサイトのトップページへ戻る前ページ次ページ