《杉戸隧道》(仮称) 【2:内部へ入ります】

探訪日:2008.12.24
提出日:2009. 1.22
 
では、ライトを点灯して中へ入ってみましょう…

明かりを点けても結構迫力ある穴だと思っちゃたりして…

地層の模様はキツイ上り勾配だぞぉ~って騙そうとしてますが、それほど急ではないにしろ上り坂になっています。

少し進むと洞床はバラスト敷きになり…
違うってば!
そうじゃなくて、小石が多くなってこんな岩も落ちています!

先ほどから右手に見えていたのは、支保工ではなさそうで木の柱の様です。
昔は電灯でも付いていたのでしょうか?

そろそろ中間地点の様です。
向こうからの光がはっきりしてなかったのはこれが原因だったんですね。

天井がドカ~ン!と落ちてそこにはドーム状の空間が。
そのせいで本当にサミットが出来ちゃっているし…(冷汗)

そのドームの中にはこんな穴も…
洞内分岐ではなく直ぐに行止まりですね。
(洞内分岐だったら困りましたけどネ。)

私の勝手な推理なんですが…
もともとはこの空間がドームの当たりまであってそれが原因で天井が落ちたのか…??
真相は不明ですけど。

その崩落地点の先も荒れています。

中央付近の崩落よりかはマシでしょうけど、洞床はガレて歩きにくいです。

西側の坑口が近づいてきました。
画像左の壁にある板状の岩ももう直ぐ崩れ落ちそうですね。

ここまで無事に到着しました。
途中、小石など一つも天井から落ちて来なくてホッと一息…
とにかくそんな隧道さんに感謝!…
出るまで油断は禁物!

ハイ、外に出ました。
2004年頃はもっと綺麗だったと思います。

そこで後ろを振り返ると…
う~ん…こっちから見るとちょっと入りたくないと思える風陰気ですね。

あの杉戸林道と丁字路で合流です。
シツコイんですが、2004年の頃はこの辺りがヌタヌタ泥ドロだったと思います。

杉戸林道から今出て来た道を見ます。撮影場所は右の地図で[+]の辺りです。

杉戸林道を杉戸方面へ下りて(北上して)行く時には、この様に左カーブの途中に右へ分岐する怪しい入口になっています。
ネット上にはこの辺りの情報が一杯載っているのが驚きですね!
 
次のページでは折り返し西側から隧道に入ってみます。
 
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