《養老隧道》(仮称) 【2:向こうからの光にホットする瞬間】

探訪日:2008.11.23
提出日:2009.10.21
 
薄暗い森の中を1本のシングルトラック道が隧道目指して上って行く。
進めば進むほど道が自然に返っている様子が増してくるけど、果たして隧道は無事なのだろうか…。

そろそろかな…。と緩い左カーブを過ぎたら………Σあっ!あれ、そうじゃね?
突然見えてきてビックリ あぁー良かった。向こうからの光がバッチリ見えていますよ!でも、ちょっと坑口前が散らかっていますけど…。^^;
現在地は右の地図で[+]の辺りです。(もうここまで来ると航空写真は役に立たないのでここから地図モードにしました。)

坑口に近づこうと駆け寄ると…
坑口はここまでの道よりも1.5m位上の位置にあり、しかも倒木が邪魔をします!
画像の下側がそれなんですが、倒木の他にも生茂ったが行く手を阻みます。
(画像はやや上向きで撮影しました。)
ではここで…

いつもの様に
ど~ん
とデカイのどうぞ

ハイ、これが西側坑口です。


☆あまり近づくと、
向こうからの光が見えなくなります。
坑口前の倒木を越えを掻き分けて、
その段差を上っている最中です。
蜘蛛の巣がまだあって…うー気色悪い
(そんなのに怯えていてブレてスマセン。)

さて、上の画像の左上辺りに立って撮ったのがこれら2つの画像です。
縦に長~く2つの画像を合成しようと思ったのですが…上手く合成出来なかったので、
例のごとく2つの画像を縦に並べました。

Yahoo!地図では隧道の延長が60m位ありそうなんですけど…正確に測ってないんですが、実物は15m位でしょうか。
となると…学生服のヤマダ氏からいただいた昭和58年の地形図(以後昭和58年の地形図)での延長の方が正確ですね。
同じ様なアングルなんですけど…
照明が無いこっちの方がイイかも?
ついでに大きく。

両坑口には上からの土砂が堆積してしまい、洞床は船底みたいな形になっております。
時期によっては水が溜まってしまいそうですね。

もうシツコイんですが…洞内の様子です。

上の画像は…天井を見上げました。
地形図の等高線みたいで美しい…。

下の画像は…しゃがんでカメラを水平に撮ったつもりです。
もっと下がって撮りたかったのですが…
これ以上後ろへ下がると落っこちます。

水没隧道じゃなくて本当に良かったです。
恐らく洞床に水が溜まっても、この様子ですと直ぐに地下へと染みってしまうでしょう。

さてここで…
今まで歩いて来た方向を振り返ります。
(画像は、しゃがんで撮影しました。)
もう一歩前に出ると…こんな感じです。

に隠れて判り難いんですけど…
坑口の前は、1.5m位の段差で突然落っ
こちる事になっております!
バリアフリーなんて気はさらさら無いの…。

さてさて…今度は内部をあちこち観察しながら抜けてみましょうね。
天井には蝙蝠なんて居る訳がないけど…
虫すら見当たらない。こりゃー快適ッス♪
今度は両壁を見てみました。特に何か珍しい発見がある訳でもないんですが…。(左画像は左側、右画像は右側。ハイ、これも当たり前。^^;)
《画像は横に2つ並べる為に小さくなっておりますが…の中の画像はクリックすると、もう少し大きいサイズが出ます。》

でーは、そろそろ抜けてしまいましょうか。

よく考えると、照明なんて要らないですね。
まぁ…イイぢゃないですか。
延長が短くても長くても…そんな隧道さんに平等で光を当てさせて下さいな。
依怙贔屓(ecoひいき)は嫌なの。
東側坑口に溜まった土砂を上ろうとした…

その時!マムシが居るではないか!!
照明の光が集中している所の右に…!?
あんれ?なんだYO!気の枝でした。f^^;
色といい…クネクネと曲がり具合といい…
本当に驚きました。ハイ、今は冬です…。
ハイ、上の画像の土砂に上りました。
おっ…とと!!こっちも落っこったら大変!

と・り・あ・え・ず…後ろを振り返ります。
ここから見ると断面に見えますね。

こちら側も…撮影に夢中になってこれ以上後ろに下がると大変な事になります!

これ以上後ろに下がれないので、こういうアングルからは如何でしょう?ここからだと△断面に見えますね。(左画像は左側、右画像は右側。)
《画像は横に2つ並べる為に小さくなっておりますが…の中の画像はクリックすると、もう少し大きいサイズが出ます。》

上の左画像の位置に立って…
東側坑口の落盤の様子を見てみましょう。
(3つの画像がセットになります。)




上から…



ё/



ドスンッ



って、土砂が落ちた様です。

で…
そのまま後ろを向く(進行方向になる)と…
ハイ当然、先がどーなっているのか見たい訳ですよね。
(ブレちゃったてお恥ずかしいので小さい画像でカンベンして下さい。)

ちょっと進んで後ろを振り返って見ました。
ありゃま…こちら側の方が酷いですね。^^;

あれ…?
何で…?
あれれ…?

昭和58年の地形図では、こちら側はもっとイイ状態なのに…。

上の画像の倒木を越えて直ぐに後ろを振り返りました。

こちら側が隧道の東側になります。

あれあれ…
坑口なんて見えなくなっています!!

こちら側からこの隧道を目指して来たら…思わずここで諦めて帰っちゃたかもネ。^^;

あぁっと!イケナイ忘れるところでした…現在地は右の地図で[+]の辺りです。ちょうど左にカーブして直ぐに撮ったと思います。
あや…?となると…ここは昭和58年の地形図よりもYahoo!地図の方が合っている訳ですか。それぞれ得意不得意がありそうですね。

上の画像を撮ってから5m位です。
隧道もそうなんですが…隧道の東側のこの光景もお見せしたかったんです!
何度もヒツコくてスミマセンが…
昭和58年の地形図ではもっと良い道に見えたのですが…。

さてこの先は…
冬になったばかりなので、まだ蜘蛛の巣がチラホラ残っているし…
あの先には痛そうなも茂っているし…
ですので、大変申し訳ありませんがここで引き返してしまいました。
 
おっと…そういえば…2つほど忘れ物がありましたよね。危ない危ない…。(2頁に入りきれませんでした。^^;)
短い隧道の割りには無駄にページが増えてしまって恐縮なんですが、次のページに続きます。もう少しお付き合い下さいね。
 
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