《市野々隧道》(仮称) 【1:どーして△な形の穴なの?】

探訪日:2008.12.13
提出日:2009. 9.19
 
目的物件の地図
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先日に発表しました『(廃)音信隧道』の近くに隧道の記号が描いてあるのをネット地図で発見しました。
ハイ、今回も地図に出ている ===)    (=== な隧道を意味する記号の場所が気になって実際に現地へ行って見たパターンでございまし。
航空写真で見ても、その記号の前後には道の線がハッキリ見えていますので…「まぁ…フツーのトンネルでしょう?」っと期待もしないで現地へGO!

県道168号線から細い道へ入ってきました。現在地は右の地図で[+]の辺りだと思います。
地図で見ると“この奥にトンネルが在る事”になっていますけど…。あれれ…!?ここから先は急に心細い道になっています!

にゅ~ん…
ただのダート道ではなく、“田んぼや畑に行く為だけの道”みたい…。
この道の様子からして…
この先に開いている穴はコンクリ巻立の隧道ではなくて、この道に相当する隧道…つまり、“素掘”の可能性が“”ですね!!
そんな事を思っていたら…
あらま…。このが撤去されていない状態という事は…なんとなくこの先の隧道も穏やかではなさそうな予感がします…。

そんな事を考えながら、そのをガサガサと抜けると…

あ゛き゛ゃっ!?
オレンジ色のバリケードが見えてきたヨ
ハイ、現在地は右の地図で[+]の辺りだと思います。
バリケードと看板らしき物があり、その奥には暗い影が山の中へ入っている…!?どーどーどー、心臓よ静まれ!鼻血が出ちゃうじゃないか!

バリケードと一緒に立っている看板が言っている内容から…この先の穴にはただならぬ風陰気を感じます!

《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックでその看板をズームインして見れます。》

では…
覚悟を決めてその穴の前に立つ…。

え゛ぇ~!?
地図で推測するとせいぜい50m程度の隧道なのに向こうが見えない…
真っ暗だよ…
閉塞なのかな…?
入るの嫌だなぁ…




















中を覗くのがちょっと怖い…。



















恐る恐る、奥を照らして見ると…

約束通り、奥は崩落しているヨー

内部は△な形の穴だヨー、三角ダヨー

でも笑えないョ…
そんなに長い隧道ではない筈なのに何故向こうが見えないんだヨー?

試しにこんな風にここで叫んでみたけど、何も返ってこない…。とかいっても何か返ってきたらビビるけど。^^;
あれ?どっかで見たパターンになってしまいましたけど…。この物件も先日レポートしたアレの近くだし、同じく△形の穴ぼこだでして…。^^;
上のデカイ画像で、洞床右下辺りに見えているあの黄色いデロでろ
寿司なんかの『生ウニ』みたいなやつ…
この辺りでもよく土壌から滲み出ているのを見かけるけど…なんだか気色悪いです。
因みに、触ると本当にウニみたい…!?
臭いは……^^;
味は……って、おい!それは勘弁してよ。

右や左の壁からはこの様に水がタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラタラ…(もういいよ、分ったってば!)

それはそれでも、洞床が水没していないのがせめての救いでした。

それでは、奥へと進んでみます…。
上の画像でも見えている落石です。
こんなのが落ちてきたら…ヘルメット被っていたってあまり意味が無いでしょうね!

※この2つの画像は縦にパノラマ合成したかったんですが…つなぎ目のズレがなかなか吸収出来なくて歪んだ画像になってしまうので、諦めて縦2つに並べます。


先ほどから洞床にこんもり溜まっていた土砂の前まで入ってきました。

すると…左にカーブしたその先から反対側からの光が突然に見えてきました!
あー良かった!閉塞じゃなくて。^^;

この辺りが中間地点の様ですね。
洞床に溜まっている土砂はもちろん天井からの落盤でしょうね。


先日レポートしました『(廃)音信隧道』もその1つなんですが…

この地域周辺の隧道はこういう△断面の穴が多い気がします。(未撮影ネタもあり!)
しかもそのほとんどが、隧道内部に多数の落盤が見られたと思います。

この地域周辺以外の∩断面の隧道では、坑口付近に落盤が見られても内部は綺麗なパターンがほとんどでしたけど…。
その理由は地圧の関係なんでしょうか?
因みに、房総の素掘って∩より□に近いかも知れないと思いますけど…。

それとも…形は問題無くて、ただ単に崩れやすい地層だったのでしょうか?

初めは「入るの嫌だなぁ…」と思ったけど、
反対側からの光が見えた瞬間からもうへっちゃらです☆
そういえば…入洞する時に風の流れを感じませんでした。だから閉塞と錯覚しました。
なるほど、通行止の本当の理由は…
中央部の落盤ではなくて、こっちの崩落が本心だったんですね!

と一瞬思ってみたものの…
あの看板では“トンネル内崩落のため”って言っていた様な気がしますけど…。^^;
という事は、やっぱり中央部の落盤が危険だから通行止なんでしょうか?
こっちの方がスゲーと思いますけど…。

文章だけで判断されてしまう法律とか、コンピューターじゃあるまいし…まぁ…イイや。
臨機応変に逝きましょう。

あっ!忘れずに。

ここで、後ろを振り返って見ました。

さぁ~て…外に出てみましょう。
この先はどーなっているんでしょうか?
じゃじゃ~ん!その崩落土砂の上から外を見たらこーなっています。現在地は右の地図で[+]の辺りです。

と、その時!向こうから軽トラックが現れて、あそこに停車しました!?
と同時に、そのトラックから2人の男性乗組員が降りて左右に散って行きました。
(多分、私の存在には気づいていない…。)

あれ?どうやって来たんだ?
確か、地図では隧道を通らないとこちらには来れない筈だけど…。
と、思ったけど…
自宅で地図を見たら、実はちょっと頑張れば廻って来れちゃうらしいんですけどネ。

「えっ!?人が居るの?嫌だな…」

一瞬、またあの穴さ戻ろう…とか思ってしまう人見知りな情けない男でした。

そんな状況で緊張しながら…(嘘)
薄暗い中、サッと撮ったのでブレてしまいゴメンナサイ。

人影が居なくなったのを見計らって、穴から軽トラックの方へ出てみました。


穴さ………!?

あっ、そうだ!余談ですが…

森の隠れ里からサイトをリニューアルする時に…サイト名をどうするのか?
と悩んだ時…“穴さ行がねが”にしようか?

なんて思った事をここで思い出ていました。

もし、当サイト名を“トンネルコレクション”じゃなくて“穴さ行がねが”にしていたら…
●国の偽ブランド商品で、“SONY”を“SQNY”なんてやっているのと同じかもネ。(笑)
その位置で後ろを振り返ると…

埋もれてます!?

かつては見えたであろう坑口を頭の中で想像しながら、カメラを向けていたら…

Σあっ!やべぇッ!?

やっぱり、この上の周りの森から声が数人の声が聞こえてくる…!?

そう思っていたら…
ブルゥ?ブルゥ!?ブッブブブ…ブイーン!
何だかチェーンソーらしき2サイクルエンジン音が響き始めたではないか!

先ほどの軽トラックから降りた男性もその仲間でしょうね…。部落の治山作業かも?
しかし結構な人数の声が響いているけど…
ここから姿は全然見えないです!?
向こうからは丸見えでしょうけど。^^;

何だか上から数人に見られて恥ずかしいので、サッサと穴へ逃げ込みます=3=3

ふぅ~
危ない危ない…
(↑何んでだよ?)

急いでまた隧道へ戻りました。
あっ!別に悪い事して逃亡している訳じゃないけど…。

それにしても、何でこんなカーブしているんだろう…?

きっとこの穴が現役の時だって、これを抜けるのを躊躇った方多かったかも知れません。
 
恐らくこの隧道も…その昔、地元の方が田んぼへ行く利便性を考えて掘られたものだと思います。
それにしても、この近くを圏央道が掠めて通る事になっていますが…この隧道から外れていて安心しました。
因みに、Mappionではまだ開通前でも圏央道のルートが既に描いてありました!!(このレポ作成時。)
市野々地区だからそれを仮称にしました。レポートはこれで終わりです。ご覧下さいましてありがとうございます。
 
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